真説・夢見館

メガCDで好評だった夢見館の物語の続編、真説・夢見館です。
シルクには、予習としてメガCD版夢見館をやってもらった訳だが・・・
どうだった?
アドベンチャーって聞いてミストみたいな難しいのかと思ったんすけど、思ったより簡単で良かったっす。
でも、面白かったでしょ?
はい!!
古いゲームでも面白いのってあるんすね!!
その夢見館がサターンでパワーアップ!!
期待の一本だったのがこの真説夢見館なんだ!
じゃ、後はシルクに任せて私は退散するわね〜
がんばってね〜
どうしたんすかね、先輩。
逃げやがった・・・
とりあえず、やってみま〜す!
現世を捨て、蝶となった者達が暮らす夢見館。
プレイヤーは、この館の住人ジュンとなって、館の謎を解くんだ。
おお〜、やっぱり前のより綺麗っすね!!
なんとか動画を再生していたメガCD版に比べると、綺麗な映像をさらに大きいサイズで表示して、さすがサターンって出来だよな。
部屋も綺麗っすね〜
この部屋の住人がこちら。
長老だ。
なんすか、この生首〜〜!?
館の住人って蝶じゃないんすか!?
前作では、ひらひら舞う蝶だった住人も、サターンの能力でパワーアップ。
人間としての表情を表せるようになったんだ。
それにしても、この生首は変っすよ〜
生首長老に、館の異変の調査を頼まれるジュン。
相棒となるのは、こっちのマイクだ。
こわっ!!
こわいっすよ!マイク!!
ちなみに今作では、会話中に返答を選ぶって要素が追加になったんだ。
会話の流れの中でボタンを押すんだが、遅れると無言で居たっていう反応になるから注意だぞ。
ちゃんと聞いてないとタイミングが分かりにくいっすね。
そんな時はイージーモードだ!
返答タイミングをパッド表示で教えてくれるぞ!!
ちなみにコイツは情報屋のネズミだ。
キモッ!!
キモくてこわいっすよ!!
なんかもう、この生首表示が全てをぶち壊してるんだよなぁ。
なんか気持ち悪いし、生々しい感じがするっすね。
人間が会話している事で、妙に現実的な感じになっちゃってるんだよな。
う〜ん、こっちのが綺麗なんだけど、雰囲気は前の方がいいっすよねぇ。
そう思えれば大したもんよ、シルク。
あ、先輩お帰りなさい。
映像面ではパワーアップしたサターン版なんだけど、逆に前作の幻想的な雰囲気を壊しちゃったのよねぇ。
メガCD版は、映像の粗さがかえって夢の中のような雰囲気を作るのに役立ってたりしたんだな。
前作が大好きで、サターン版にも期待したのに、あんまりな出来だったんでがっかりしたのよね〜これ。
それで、シルク任せにして逃げてたんだろ!!!
私、もう画面を見るのもイヤだもの。
シルクは続きやってみる?
う〜〜〜、気は乗らないすけど・・・
やってみま〜〜す!!
そんな訳で、映像が綺麗になっても評価が悪くなる事もあるという事を、証明してしまったゲームなのでした。
演出次第なんだけどな・・・
この頃は綺麗な映像にする事で手一杯で、雰囲気に合わせたCGを作る所までいってなかったんだろうな。
このゲームを遊んで、夢から覚めてしまった気分になった人も多いでしょうね。
期待が大きかっただけに残念な一本でした〜
む〜〜〜、キモコワイ・・・


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