ノスタルジア1907

これからおこる可能性のひとつを空想してみるのと同じ感触で過去は幻想にまぎれる。
彼女のひだり目の中にわずかな傷をみつけたのは、いま一瞬のここではない。
という印象的なモノローグで始まるこのゲーム。
アドベンチャーゲームのノスタルジアです。
時は1907年
所は北大西洋を航行中の豪華客船ノスタルジア号
主人公は、美女と優雅にゲームを楽しむヤマダカスケ。
四井商事の海外派遣社員です。
のんびりとした船旅を楽しむ乗客たち。
しかし、突然ノスタルジア号が爆発炎上!!
爆発は、謎の犯人がしかけた爆弾が原因なのよ!!
そして、犯人は「ロシアの霧」を探せと要求を!!
果たしてロシアの霧とは何なのか!
船長とこの船の連帯保証人のアッシュビーは、探偵デュナンに調査を依頼する。
デュナンの推理によれば、爆弾に使われたのは日本製の爆薬。
この船に乗っている唯一の日本人のカスケが犯人だという話になります。
濡れ衣を着せられたカスケは、言葉巧みに自らの無罪を主張。
自分が犯人を探し出すとうい方向に話しを持っていくんだ。
ゲームはここから本格的に開始。
カスケは無実を証明するために、ノスタルジア号の中を東奔西走!!
序盤は展開を眺めるだけの時間が多いゲームだな。
ゲーム的なシステムは、誰かに尋問をする時に自分の感情を態度で表す所ぐらいかな。
強気に出たり、下手に出たりを選ぶのよね。
結局、総当りで試してみたりする事になっちゃうんだけど。
一番ゲーム的なシーンは、この爆弾解体のシーンだな!!
手順を間違えれば一発即死!!
手に汗握るシーンだぞ!!
全体的には大人の雰囲気漂うゲームよね。
セピア色の画面が、タイトル通りにノスタルジックな雰囲気を出してるな。
全編フルボイスなのも特徴よね
カートリッジでは不可能な、CDの大容量ならではの仕様よ。
とにかく、音と映像が見事にマッチした好印象なゲームだな!
この雰囲気をゆっくりと味わいたい人にお勧めです。
爆弾解体はちょっと難しいけど。
兄貴は今回も爆死でした!
どっかーん


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