Dの食卓

映画的演出が印象的なインタラクティブシネマ、Dの食卓。
セガサターンへの移植版で〜す。
舞台は1997年のロサンゼルス。
とある総合病院で、大量殺人事件が発生した所から、物語は始まる!
犯人はこの病院の院長リクター・ハリス。
名医で知られた彼が、何を思ったか突然病院内で殺人事件を起こしたのよ!
入院患者を人質にして、病院内にたてこもるリクター。
そこへ駆けつけたのが、リクターの一人娘、ローラだ。
病院内には、リクターに殺された人たちの死体が・・・
ローラは意を決して、病院の奥へと進んでいきます。
そこで、ローラが目にしたものとは!
・・・・・・あれ?
ここ病院じゃないんすか?
扉をくぐった先は、とても病院の中とは思えない風景。
ここからがゲームの開始よ。
操作は、夢見館の物語と似てるから、すぐにわかるわよね。
はい、やってみまーす。
って、本当に病院とは思えない場所っすね!!
ここが何処なのかは、リクター本人が説明してくれるわよ。
うわっ!!
なんか出てきた!!!
ここはリクターの精神世界の中らしいんだ。
しかも、崩壊しつつあるこの世界。
早く抜け出さないと、二度と出られなくなっちゃうぞ!
この時間制限は、現実の時間とリアルタイムにシンクロ。
2時間の時間制限の中で、ゲームをクリアしなきゃダメなのよ。
途中セーブも無し。
恐怖映画を見る2時間、って感じで遊ぶゲームなんだ。
映画にゲーム性を付加した、インタラクティブシネマってのが狙いなのよね。
のんびり遊んでちゃだめなんすね。
まぁ、一筋縄じゃ行かないわよ。
あちこちにこんな仕掛けがいっぱいよ〜
こわっ!!
また何か出た!!!
ゲームの進行の鍵は、この玉虫を探す事だな。
これを見つけると、ローラの記憶が徐々に蘇っていくの。
父の秘密、そして自らの秘密にも関わってくる記憶。
全ては、最後に明らかになるわよ!
ローラは、果たしてこの世界を脱出出来るのか!?
全てはプレイヤーの手にかかっているのだ!!
なんか、怖いゲームっすけど・・・
やってみまっす!!
ゲームの製作は、WARP。
というか、飯野賢治の作品として有名ね。
元は3DO向けに製作が発表されたのよね。
3DOは買う気無かったけど、このゲームだけは気になったよな。
プレステに移植が決定!
かと思った所を、電撃撤回してサターンに移植が決定!
飯野賢治の無茶っぷりが話題になったわよね。
サターンユーザーとしては嬉しかったけどな!
普通ならありえない話だったな。
プレステ版開発時の対応の悪さに、飯野賢治が激怒。
セガの熱心な誘いに乗って、移植変更になったらしいわね。
その後、エネミーゼロやリアルサウンドをサターンで発売。
Dの食卓2をDCで発売と、セガと飯野賢治の関係が続いていく事になったんだな。
そんな飯野賢治の代表作と言えるこのDの食卓。
今となっては、映像のインパクトは無いですが、演出の良さは折り紙付きです。
未体験の人は試して下さい〜
甘いわよ!!
飯野賢治の代表作はこれじゃないわよ!!!
あら、お久しぶり、ナミ。
これが代表じゃなかったら、何があるの?
やっぱりエネミーゼロとか?
飯野賢治の代表作と言えば、3DOの宇宙生物フロポン君に決まってるじゃないの〜
なんでそれが代表作なのよ・・・
聞いた事もないわよ・・・
知らないからって、つまらないとは限らないじゃない!!
このゲームはね〜〜
はいはい、皆さんはD食してましょうね。
それではまた次回〜
いいから、聞きなさい!!
このゲームはね〜〜!!
後でゆっくり聞くわよ・・・


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