ワンチャイコネクション

実写取り込みで、2時間サスペンスをゲーム化。
ワンチャイコネクションです。
バーチャファイターと同時発売のタイトルだな。
バーチャだけじゃもったいないって事で買った人もいるんじゃないかな。
舞台は中国返還前の香港。
主人公「マイケル李」となって、「オーシャンパーク全裸殺人未遂事件」を解決するのがゲームの目的ね。
なんか、とっかかりの事件が殺人未遂ってのが微妙な雰囲気だよな。
さらに微妙なのが、主人公。
マイケル李に扮するのは、布川敏和です。
そして主人公を食う勢いのインパクトがあるのが、捜査本部長に扮する原田大二郎だ!!
演技がどうとか言うよりも、とにかく存在感が強烈。
どんな役でも原田大二郎そのものよね。
実写ムービーで展開される序盤は、原田大二郎の濃さが全てだな。
その捜査本部長の指示を受けて、捜査に出かけます。
ここら辺は、普通のコマンド式のアドベンチャーだな。
ちなみに、主人公マイケル李は女性が苦手です。
そんなキャラです。
で、こちらが全裸で麻袋に詰め込まれて死にかけた女性。
杉本彩が扮する麗燕です。
麗燕とのラブロマンスなんかもからめて、物語は進んでいくぞ!!
そしてゲームが進むと現れるのがこれ。
このゲーム一番の売り(と思われた)、3DCGによるバーチャル空間よ。
夢見館での3Dグラフィックに近いが、今度は指定ルートを動くだけじゃなく、完全に自由に動けるんだ。
部屋を探索して、怪しい場所を調べて証拠品を探すのね。
雑誌でこのシステムが紹介されたときは、さすが次世代機、夢見館から一気にここまで来たかって期待したもんだ!!!
でも、実際にはこのシーンで動けるのはごく一部。
ほとんどは、今まで通りのコマンドタイプのアドベンチャーなのよ。
この手のが完全に出来るのは、シェンムーまでかかるな・・・
実写ムービーもいまいち微妙だし。
この頃って、機能が上がったから実写もいけるんじゃないかって、色々出るんだけど・・・・
実写とゲームの相性が余り良くないってのが実感出来るだけなのよね。
微妙なキャストが出演なのもまた、やる気をそぐんだよなぁ。
大体、私はこの手の2時間サスペンスが大嫌いなのよ!!
なのに兄貴がこんなの買ってくるから〜〜!!!
だって、バーチャだけじゃお前にボコられ続けるだけだろうが!
他のゲームでもしないと!!
だったら練習して上手くなればいいのに・・・・
これだからヌルゲーマーは・・・
ちなみに、このワンチャイコネクション、シナリオはあのジェームス三木だったりするんだ。
今となってはそこも色々とアレだな。
そんな訳で、セガがニ線級タレントを集めて、ニ線級アドベンチャーを作ったのでした。
微妙な2時間ドラマが好きなんて言う奇特な方は試してみてもいいかもしれません
このゲームが、あのシェンムーに繋がったかもしれないと思えば、見所もあるかもしれないぞ!!
ないない・・・


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