闘技王キングコロッサス

孔雀王の荻野真が監修のアクションRPG、闘技王キングコロッサスです!!!
兄貴なんでかこれ好きよね〜
珍しくクリアするまで遊んでたわよね。
そんな訳で、ネームエントリーしてスタートだ。
主人公の少年の手には、奇妙な紋章が描かれていましたってのがオープニングです。
祖父と姉と一緒に暮らしていた主人公。
ある日、主人公の家に泥棒が入り、鋼の剣を盗まれてしまったんだ。
ジジイになんとも理不尽な怒られ方をされた上に、剣を取り返すように命令される主人公!!
いきなりハードな展開ね!
ともかく、盗賊の巣くっている南西の洞窟に出かけるぞ!!
まぁ、これからが本番です。
ゲームシステムは、アクションRPG。というか、ゼ○ダタイプって言った方が判りやすいかしらね。
見た目は似てるかもしれないが、ジャンプが有ったり、装備を変えるとちゃんと見た目に反映されたりと、当時としては頑張ってた方だと思うぞ。
ジャンプを駆使して洞窟奥に辿り着くと、盗人が「剣を返す代わりに半漁人を倒せ」なんて条件を出して来たわよ。
どう考えてもこの盗人をやっつけた方が早いわよ〜
盗人に殴りかかっても無駄なので、半漁人を倒すとしよう!!
泉から顔を出した所を切りつければ楽勝だぞ!!
半漁人を倒せば、盗賊が剣を返してくれるわよ。
で、ここでも手の紋章についての何かありげな、一言が・・・
取り戻した剣を持って意気揚々と家に帰ると
錆びていたら直してから持ってくるのじゃ、それぐらいわからんのか」とまたも理不尽な一言が!!
今度は剣を直しに行くわけね・・・
お使いゲームと言えばそれまでだけど、こんな酷いおつかいの行かされ方もあまり見ないわねぇ。
さて、剣を直してくれそうな鍛冶屋さんは、娘を邪教団に生贄としてさらわれてへこんでいて仕事にならないんだ。
今度は娘を取り返しに邪教団に殴り込みだ!!
かろうじて、生贄の儀式の直前に間に合った主人公。
この儀式を仕切っていた神官と対決よ!!
一度倒しても、コウモリに変身してまた向かってくるぞ!!
なんとか撃破してくれ!!
神官を倒せば、娘を助け出せるわよ。鍛冶屋さんに連れて帰れば、武器も喜んで直してくれるわね。
これで一息と思いきや、今度は迷いの森の主の怪物退治だ。
もはや理由なんか無いような・・・
方向音痴の兄貴が道に迷いながら森の奥に行くと、巨大な怪物が襲い掛かってきました。
ま、倒さないと話にならないのでここはがんばってもらいましょ。
命からがら怪物を倒すと、この国の王と名乗る人物が突然現れて、
これからは、わしのために闘技奴隷として働くのじゃ」なんて言い出しやがったぞ!!
家でジジイに問いただすと、主人公の手の紋章は、闘技奴隷の証なんだそうよ!!
生まれながらに闘技奴隷として定められていたらしいわよ!!
実はこれまでの酷い仕打ちは、主人公が闘技奴隷として生きていくための力を付けるための愛の鞭だった訳だ。
王国中心部の闘技場に連れて行かれた主人公。
今までと違う、奴隷同士の一対一の決闘が繰り広げらるわよ。
闘技奴隷同士が命を賭けて戦い、それを観戦して喜ぶ支配階級の人々。
その裏で繰り広げられる、闘技奴隷の友情と悲哀。
そして、主人公がこの闘技場の王者へと君臨する時新たな展開が開けるのだ!!
まぁ、魔法をうまく使えば簡単に王者まで辿り着けるのよね。
この闘技場の展開が印象的なゲームだけど、実は途中のダンジョンとかの方が難易度高いんだよな。
でも、難しすぎるって事は無いから、誰でも遊べるとは思うわよ。
どちらかというと、闘技奴隷とか、邪教団との対決とか、荻野真監修のハードなシナリオの方が好き嫌いが分かれるわね。
デザインの監修もしてるって事だけど、メガドラの表現力では完全には生かしきれていないかな。
シナリオの雰囲気の方が荻野真らしいな。
操作性はちょっと重いけど、お手軽なアクションで楽しめる一作です。
ダークな雰囲気のシナリオが楽しめる方でしたら、一度やってみて下さ〜い。
俺でもクリア出来るので!!


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